自分の舌を見て、ヒビの体調を管理をしよう。 舌から気がつける身体の状態とは!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

皆さんは、自分の舌をマジマジとみた事はありますか?
もし、見てない気がするなら、毎日見る癖をつけるといいでしょう。

東洋医学では、舌診というものがあり。舌の健康状態は、身体の健康も表していると言われます。
今回は、ちょっとした時間で、自分の健康を確認できる舌診について触れていきましょう。

舌診って、素人でも出来るのか? 専門家じゃないと難しいのでは!?

一言でいえば、可能です。
慣れもありますが、どんな名医も最初は、素人なので毎日の観察する習慣が大切でしょう。

筋トレと同じく毎日コツコツ行う事で、自分の見る力が高まっていきます。
そのため、今日から舌のチェックをすれば、どんな名医よりも自分の健康状態をチェックできるかもしれません。

では、舌のどこに注目すべきか??

舌の質(色、形、厚さ)・舌の苔(色、厚さ、潤い)を見ることが大切となります。

< 舌の色 >

■ 正常が淡い赤色と言われます。ここを、基準にします。

■ ここから白っぽければ、気虚(元気が無い状態)・血虚(血液不足)。

■ 鮮やかな赤色が強ければ、熱が籠もった状態です。なお、赤ければ赤いほど、熱が籠もります。

■ 暗赤色または紅色であれば、陰虚・血虚(潤いや冷やす力の不足により、熱が生じている状態。)または、瘀血(血液が汚れている状態。)で青紫~紫色となり、部分的な斑点(茶色・紫・青紫)を伴うことも。また、瘀血のイメージは、ちびまる子ちゃんの藤木くんの唇のような色にもなります。

< 舌の形・厚さ >

■ 薄くて、痩せている場合は、陰虚(潤したり冷やす力の低下)。イメージとしては萎んでいるような感覚ですね。

■ 舌に亀裂が入っている場合は、気虚・血虚(血液不足)・陰虚の可能性。上記よりも、潤す事が出来ないので切れ目が入ってしまう際には、身体が虚に傾いているかもしれません。

■ 逆に、大きく腫れぼったい、歯の後が縁につく場合は、気虚(元気がない状態)。気の作用には、固摂作用があり漏れ出ないように保持する力があります。舌への陰液を保持する事が出来ないので、それが舌を大きくしてしまいます。すると、歯の裏に舌が圧迫され、舌の縁に歯形が付くことも。

■ 舌の裏に、青紫の血管が膨れ上がる(怒張)場合は、瘀血(血液が汚れている状態)。

< 舌苔の色 >

■ 白色が、基本正常ですが、少し冷えがある人も出ますので注意が必要です。また、水分代謝が悪い方は、苔が多く付きやすい傾向があります。

■ 黄色になると、身体に熱が籠もった状態です。色が濃いほど、その熱は強くなります。辛いもの・お酒を飲み過ぎたときには、苔が付きやすく・黄色くなりやすいので、機会があればチェックしてみると良いでしょう。

他にも、灰色~黒色がありますが、日々の健康チェックでは、必要ないかと思います。

< 舌苔の厚さ・潤い >

■ うっすらとした苔があり、ほどほどに潤っている事が正常です。

■ 苔が少ない場合(軽度) → 苔が一部とれ、地図みたいになっている場合 → 苔が無い → 苔が無い上に、鏡みたいにツルツルしている場合(重度)は、胃の元気がないか、陰虚(冷やしたり潤す力の低下)しています。

この順番に状態が悪くなります。

■ 潤いが無い場合は、陰虚・水分不足を現します。

■ 唾液が多く、苔もべったりしている場合は、水分代謝が悪く、体内に水分が多く停滞しています。

■ 豆腐カスのようなものが付着している場合は、胃炎が強いか(胃熱)、胃の食べ物が消化されていない(胃もたれ)事があります。

まとめ

舌診のおすすめの順序は、① 色 ② 形状 ③ 苔の有無・色の確認です。

まずは、自分自身がどれに当てはまるかを確認してみてください。

色が白いのか??赤いのか??
歯形はないか?? 亀裂はないか?? 痩せてはいないか?
苔は、白いのか?黄色いのか?? 多いのか少ないのか?

舌を見て、自分自身の疲れ・ストレスなどの原因が分かれば、より健康へと一歩近づけます。
舌苔まで、綺麗にする習慣もありますが、東洋医学では重要な四診の一つです。

舌を見るだけで、ワンランク上のセルフケアができます。毎朝の習慣にしていきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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