はーい。こんにちわー。
元気堂です。
梅雨といえば、雨！！
つまり、気圧が低くなることが多く、自律神経が乱れやすくなります。
では、この気圧を感じるのは、どこが反応しているのでしょうか。多くの方は、何となく感じるから・・・。そんな感じかと思います。
例えば、よく雨が降ると、古傷が痛むという言葉を耳にします。これも、なんとなく身体が反応している一つでしょう。他にも、めまい・耳鳴りなど人によって、その症状は様々です。
この事から身体が敏感に、気圧を感じ取っているのが分かります。しかし、その変化はどこなの？？
このような疑問に感じませんか？？
その答えは、耳なんです。耳の内耳の前庭という部分が、気圧の変化に作用している言われます。
気圧が変動すると、そのストレスが自律神経に作用し、交感神経が働きます。つまり、気圧変動とは交感神経が強く作用する原因となります。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経からなっており、それぞれ天秤のようなバランスを取っています。
交感神経が優位になれば、副交感神経が抑えられます。
基本的に、日中は交感神経が優位・睡眠中やリラックスしている時には副交感神経が優位になります。
そのため、多くのストレスが多い時期には交感神経が優位になりがちで、バランズが崩れているので自律神経失調症と呼ばれます。
梅雨は雨が多いため、湿度が高いのも原因となります。
湿気が高いと体内の水分をうまく外に排出できず、水分過多の状態になるので、それに応じた症状も生じます。
例えば、疲労感・ヤル気が出ない・食欲不振・胃もたれ・浮腫・めまいなど・・・。
そして、梅雨時期は雨・湿度だけでなく、運動不足や寒暖差も原因になります。
外での運動が減る事で、血行不良・濡れた事による冷えなどの原因も加わります。運動不足や日光が少ないことでも、セロトニン・メラトニンの分泌も乱れてしまうので、負のスパイラルが続きます。
そして梅雨入り前は、夏のような暑い日が続いてから、梅雨入りによる温度の低下が身体へ大きな負担にも・・・。
この際にも、身体の体温を保つために自律神経が働くため、疲労感が続けば自律神経の乱れにも繋がります。
■ 梅雨時期の養生法を取り入れよう。
・ 晴れた日は、なるべく日光浴をしよう。
日光浴は、幸せホルモンであるセロトニンの分泌を促すだけでなく、身体を温めてくれるので朝の行動を促してくれます。
それにより、胃腸も温まれば食欲にも繋がり。自然と身体を滋養してくれることでしょう。
・ 入浴により身体を温めよう。
雨が多い時期は、濡れたままで過ごす事もあり身体が知らないうちに冷えている事も・・。
また、服用も難しいため薄着でいると身体がグッと冷えますね。過ごす場所によっては、エアコンのドライでもかなり寒くなるので、羽織り物も忘れずに！！
入浴をすることで、身体の老廃物が排出されるので、梅雨に溜まりやすい湿邪（しつじゃ）も追い出しやすくなります。
・ 腸内環境を整える。
実は、腸の働きによって作られている物質には、セロトニン・ＧＡＢＡというものがあります。
セロト・・ＧＡＢＡ？？？ 急に難しく思えるかもしれませんが、この成分が脳と心に関係しています。
セロトニンは、気持ちを安定させる作用があるホルモンであり、ＧＡＢＡは脳による認知機能・学習機能・心の安定に作用します。
何故？？ このような関係性があるのかと言うと、胎児の時に遡ります。
腸と脳は、同じ細胞から分かれて作られています。元々、同じ細胞だったため、腸は第２の脳と呼ばれる臓器となります。
腸と脳（心）が関係いている例として以下のような体験はしたことはないでしょうか？？
■ 極度の緊張をすると、腸が張ったり、下痢気味になる。
■ 旅行先では、便秘気味になる。
どうでしょうか？？ 思い当たる人もいるかと思います。
また、感情と腸には、関係がある事は日本の言葉にも表れています。
『腹が立つ』・『腑に落ちる』・『腹黒い』など気が付かないうちに使っており、実はすでに浸透している考えなのです。
そのため、腸内環境は自律神経とは深い関係となっています。
・ 内耳を刺激する。
内耳には、気圧の変化を察知するセンサーがあるため、血行をよくすることが、自律神経のバランスにつながると考えられています。
オススメは、入浴時に耳の後ろにホットタオルを当てると良いかと思います。
その他には、両耳をつまんで上下、横に引っ張ったり後ろに回したりなどのマッサージが良いでしょう。
・ 室内で出来る運動を
子供も大人もデスクワークが多いので、血行不良になりがち・・・。
ヨガやストレッチを行うといいでしょう。
しかし、子供には難しい・・・。そのような場合には、Switchのようなゲームも良いでしょう。
ソフトによっては、かなり良い運動もできるので楽しく運送不足の解消となるかと思います。
まとめ
梅雨は、自律神経が乱れやすい！！
まずは、これを念頭に入れておきましょう。
そして、梅雨の養生法を取り入れて夏本番に備えましょう。
以上、参考になれば幸いです。