はーい。こんにちわー。
元気堂です。
最近、ふとした時に、あくびをしてしまったり、仕事中でしてはいけないタイミングで出てしまうことはありませんか?
そもそも、あくびって何のために起きるのかを知っている人は、意外と少ないかもしれません。
今回は、あくびと東洋医学の関連性を話していきたいと思います。
あくびの作用とは
まず、あくびが出るときは、どんな時でしょうか??
多くの方は、夜に眠いとき・朝起きて、直後などを想像するのではないかと思います。
これは、脳を覚醒させるためだと言われます。実際に実験でも、あくびの際には、β波という覚醒している時の脳波が観測されているようです。
そのため、あくびには覚醒作用があると考えられています。
明日から上司・先生から、あくびを指摘されたら、『自分は、今覚醒中なんです!!』と伝えると良いかもしれません。
※ 冗談ですので、本当にやらないようにしましょう!!
しかし、脳の覚醒のためには、バレないようにする事もいいかもしれません。
実際に、あくびをする時というのは、寝てはいけない時が多い気がしませんか?
運転中・退屈な時間を過ごす時ではないでしょうか?? または、疲れて眠りたい時かと思います。
人は、退屈を感じると、眠気が出やすくなります。そこで、防いでくれているのが、あくびだと認識しましょう。特に、運転する方は、休憩を入れるなど対策をする方が良いかと思います。
あくびと東洋医学との関係。
あくびがでるメカニズムは、実はまだ解明されていないそうです。いくつかの説があるのですが、一つは脳のクールダウンを計ると言われます。
人間の脳は、熱が籠もると冷やすために、周囲の外気を取り込もうとします。また、脳へ新鮮な酸素を送るためとも言われます。
ちょうど、あくびが出てきている方もいるでしょう。そこで、想像してみてください。
冬場に、暖かい場所から出ると、一瞬で目が覚めませんか?冬のこたつ・布団から出る時と同じです。
そう考えると、頭をハッキリさせるには、冷やす事がいいでしょう。そのため、どうしても、あくびが出そうなときは、首筋やおでこを冷やす事で防ぐことが出来るでしょう。
もし、これで想像が出来ない方は、スマホが熱くなるまで使いましょう。そして、動作が鈍ってきたら、冷蔵庫で冷やして下さい。冷えた頃に取り出せば、スムーズな動作を手に入れることが出来ます。人も機械も似ていますね。
もう一つの説は、ストレスが関与していると言われます。人はプレッシャーを感じると、下痢になったり、喉の奥に何か詰まった感じがでたり様々な状態になる事があります。あくびも、その一つとも考えられています。
東洋医学では、あくびを、どう捉えるのか??
あくびは、東洋医学では『欠』と呼ばれ、五行論で腎に分類されます。
この腎の分類には、脳が関与しており、また性質上、冷やす作用もあります。
急に、意味分からない論を持ち出してきたと思う方は、とにかく同じ分類・カテゴリーになると思って下さい。
結果的に、東洋医学においても、あくびは、脳を冷やす作用があると考えられるかと思います。
まとめ
あくびは、決して悪いものではありません。脳の使いすぎで、オーバーヒートをしている可能性を教えてくれているかもしれません。
もし、あくびが多くなっている方は、休息を取り、リラックスすることをおすすめします。
人によっては、身体のSOSのサインかもしれないので、気をつけていきましょう。
以上、参考になれば幸いです。