
はーい。こんにちわー。
元気堂です。
抹茶には、歯周病を抑える効果がある!!
このような研究結果が、日本大学松戸歯学部と国立感染症研究所の研究グループが発表しました。
歯周病の主な原因菌であるPorphyromonas gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバリス)の増殖を抑制する効果が認められ、人間を対象にした臨床試験でも、抹茶でうがいをした人では、口腔内のポルフィロモナス・ジンジバリスの数がうがいを開始する前よりも減少することが確認!!
歯周病とは何か!? 抹茶の効果とは!?
歯周病は、細菌感染により引き起こされる歯茎の炎症性疾患で、歯を失う主な原因!!
実はそれだけでなく、糖尿病・早産・心臓病・関節リウマチ・がんなどの他の原因にも影響があると言われています。
原因となる細菌の中でもポルフィロモナス・ジンジバリスは歯周病のな原因菌で、歯の表面に歯垢などを形成して定住し増殖します。
以前から緑茶などのカテキンが、細菌・ウイルスなどを抑制する働きがあると考えられていました。
そのため、今回の実験でも ①麦茶のマウスウォッシュ ②抹茶のマウスウォッシュ ③炎症治療作用のあるアズレンスルホン酸ナトリウム水和物含有のマウスウォッシュ で比較試験を行っております。
この三つを使い、1日2回のうがいを1ヶ月間で様子見た結果が以下となります。
①・③では、口腔内のポルフィロモナス・ジンジバリスの数の減少が認められなかったが、②のみ有意に低下していることが判明!!
これらの結果から、普段から抹茶を飲む習慣が歯周病予防にも繋がる事がうかがえます。
東洋医学から出来る歯周病対策も知っておこう。
東洋医学では、主に身体の中で炎症が起きると、口内炎・歯槽膿漏・口臭などのトラブルが増えていきます。
その炎症が起きる原因には、胃熱といった胃の炎症が起きている状態・陰虚という冷やしたり潤す力が低下し、炎症が起きてしまう場合があります。
【胃熱が原因となる場合】
多く見られるのは、辛い食べ物やお酒を過多に飲酒している場合に起きやすい症状です。また、日頃から胃痛や胸焼け・ゲップしやすいなどの症状がある方です。
胃酸を抑えるような薬を服用していたり、逆流性食道炎のような方も当てはまるでしょう。
この場合は、口腔のトラブルが本来の原因でなく、胃の症状を整えるのが先決でしょう。
まずは、自分の食事を見直したり、水分を多く取るなどの日常生活を見直すといいと思います。
ちょっと、待ってくれ!!自分には、そんな事は出来ない。簡単な方法はないのか??
その場合は漢方薬の半夏瀉心湯などがおすすめです。
胃熱の方は、胃酸過多になっている事が多く、この胃酸の調節してくる作用があります。
例えて言うなら、水道の蛇口です。ここが緩いと、水が多く出るように胃酸が漏れ出てしまう場合があります。きっちりと、締まってくれると症状も緩和していくことでしょう。
【陰虚が原因となる場合】
実は、こちらが多くの原因になっています。日本では、中高年の約80%が歯周病という口腔トラブルを患っていると言われます。歯周病は、歯が抜けるだけでなく、糖尿病や心臓病などの循環器も悪化させる事が分かってきています。
何故、多くの人が歯周病になってしまうのでしょうか??
それは、口腔内の乾燥つまりドライマウスが問題となっています。唾液量というのは、加齢と共に分泌が低下していきます。唾液には、消化酵素だけでなく口内を清潔に保つようにする役割があるのです。その他にもガンや老化に繋がる活性酸素を除去したり、病原体を防いだり、口内を粘膜で保護する働きもあります。
なるほど!それなら、唾液量を増やせばいいって事だよね!?よーし、いっぱい唾液をだすぞーーー!!
って、思ったけど・・・どうすれば増えるのでしょうか??
唾液量を増やすには、口周りの筋肉と自律神経が関与しています。
口周りの筋肉が動くことで、その筋肉が唾液腺に働き、唾液が分泌されます。また、ストレスを感じると、自律神経が乱れて、唾液量が低下するのです。
そのため、歌を歌ったり、ご飯時にはよく噛んで食べる事が大事!!
もし、それでも唾液量が増えない・・・。そんな方には、甘露飲です。
甘露飲とは、漢方薬です。
歯を磨くと血が出る、歯茎が腫れる、口が粘る、口臭がするなどの症状がある方には、おすすめです。
また、甘露飲には、粘膜に潤いを与える石斛(セッコク)、麦門冬、天門冬、地黄。腫れや痛みを改善する黄岑、枇杷葉、茵陳が配合されています。
繰り返す口内炎や、歯周炎、舌の荒れや痛みなど、口腔トラブルを体の中から改善することができる漢方薬です。
まとめ
歯周病は、身近な疾患であり日頃からのケアが必要かと思います。
また、口臭を気にしている方は多いでしょう。臭いというのは、良くも悪くも人が気にするものです。
そのため、日常は抹茶を飲んでみてはいかがでしょうか。
体質改善からアプローチしたい場合には、漢方薬を試してみるのも良いかと思います。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「Microbiology Spectrum」に5月21日掲載