はーい。こんにちわー。
元気堂です。
皆さんは、モズクを最近食べているでしょうか!?
実は、モズクは国産100%であり、4月~7月が旬となります。そのため、今が旬真っ盛りという事になりますね。
そんなモズクは、種類が存在しています。
モズク酢のイメージがあり、他の種類があるの!?
このような感想もあるかと思います。そんなモズクには、大きく分けて3つの分けられます。
■ イトモズク
モズク科に属し、細い繊維の表面にぬめりがあります。
■ フトモズク
ナガマツモ科に属し、オキナワモズクなどの総称です。太い繊維の中心には空洞があり、ネバネバ成分が詰まっています。
■ イシモズク
ナガマツモ科に属し、日本海沿岸に分布しています。
ぬめりが少なくシャキッとした歯ごたえが特徴で、食べると磯の香りが広がります。
こう見ると、モズクの種類で食感も食べやすさも変わるが分かりますね。
そんなモズクには、有名な成分であるフコダイン・アルギン酸が豊富に含まれます。
これらの成分は、水溶性食物繊維の一種でるネバネバ成分でもあります。モズクの特徴的な食感に関わります。
もちろん、他の食物繊維・カリウム・カロテノイドの一種フコキサンチンが含まれ、生活習慣病の予防・便秘の改善にも働きます。
モズクを食べる事で、得られる効果とは!?
■ 生活習慣病の予防
モズクに含まれるフコイダンには、NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる働きがあること知られています。つまり、免疫力を高める働きがあります。
また、ピロリ菌が胃壁に付着することを阻止し、胃潰瘍・胃炎を予防にも!!それだけでなく、既にできてしまった胃潰瘍を修復する働きがあります。
実は、痛風対策にもよく、尿のpHを上げる(アルカリ性に傾く)ことにより、酸性尿改善の効果により痛風の発症リスクを下げる事でも知られています。
そして、モズクに含まれるフコイダン・アルギン酸には、体内に入ると糖質の吸収を緩やかにする働きがあり糖尿病の予防にも働きます。
特にアルギン酸は、人間の消化液では消化されない且つ、腸内細菌によってわずかに分解される程度です。
これにより、食物中のコレステロールを包み込み、そのまま体外へ送り出す働きがあります。
つまり、余分なコレステロールの摂取を抑えてくれます。
アルギン酸は、体内のナトリウムと結合しアルギン酸ナトリウムとなり体外へ排出されます。
余分なナトリウムも排出するため、血圧にも良い影響を与えます。
暴飲暴食・脂っこい物・塩辛い物を食べる前には、モズクを食べておくと生活習慣病の予防にも良い事が分かりますね。
ちなみに、フコキサンチンには体内の活性酸素を除去する働きがあり、抗酸化作用があります。
抗酸化作用といえば老化予防にも良いので、美容だけでなく体内の血管の若返りにも良いでしょう。
■ 便秘・下痢の改善
モズクには、水溶性と不溶性の食物繊維が含まれています。
水溶性食物繊維は、体内で水分を抱え込んでヌルヌルとしたゲル状になり、余分なものの吸収を和らげる役割をします。
不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維で、水分を吸収して数十倍に膨らみ、体内を刺激して余分なものを押し出す腸のぜん動運動を活発にします。ぜん動運動が活発になると、不要なものが排出されやすくなります。
■ 抜け毛予防にも!!
昔から海藻類には髪に良い事が知られております。
抜け毛は、男性ホルモンが影響しています。毛髪が適当な時期に抜けるようコントロールしていると考えられているタンパク質は、男性ホルモンにより過剰に生産されている事が判っています。
生薬・植物・海藻など約300種類の成分を調査した結果、オキナワモズク(太モズク)の抽出成分を塗布することが1番このタンパク質を抑える事が明らかになっているようです。
■ 二日酔い予防
飲酒前にモズクに含まれているフコイダンを摂取することにより、体内のアルコールの分解が促進されると考えられています。
まとめ
今が旬であるモズクをご飯の1品に入れてみてはいかがでしょうか?
これからは暑くなり、バーベキューやビールなどのお酒も進む季節でしょう。
その際には、モズクを食べておくと生活習慣病の予防・二日酔い予防にもオススメです。
モズクの効果には、以下にまとめると
・ 免疫力を高める効果
・ 胃の修繕・健胃作用
・ 抜け毛を予防する効果
・ 糖尿病/高血圧/動脈硬化/高尿酸血症または痛風の予防
・ 便秘・下痢を解消する効果
・ 二日酔いを防ぐ効果
以上、参考になれば幸いです。