はーい。こんにちわー。
元気堂です。
男女ともに働く事が増えて、結婚も昔よりは遅くなっている傾向がありますね。
そのため、不妊治療を受ける方も増えています。私たちの薬局でも、漢方薬・鍼灸治療で改善を試みる方も多くいます。
女性では、子宮壁が上手く育たない・・・。排卵のタイミングが・・・。
様々な原因がありますが、多くの方で見られるのが婦人科疾患(重い月経痛・生理不順・子宮内膜症・子宮筋腫など)を伴う瘀血体質です。
また、若い時の無理なダイエットなどで、気虚という元気が乏しい状態となってから身体のバランスが崩れて、冷え症・浮腫なども起こしています。
これらを改善するために、漢方薬で内側から体質改善・鍼灸により外側から刺激などを行います。
漢方薬・鍼灸も下肢から子宮を温める事は、特に大切でしょう。
下肢・腹部が冷えやすい方は、特に気をつける方が良いでしょう。
そのため、普段からのケアの1つにお灸がオススメです。最近では、煙が出ない商品もあるので安心して使えますね。
また、このお灸は懐妊後の逆子予防・改善にも使われます。
オススメのツボは、三陰交(さんいんこう)!!
■ 三陰交(内側のくるぶしから、指の横幅4本分上の骨の後ろにあるツボ)
安産のツボとして、有名であり、三つの陰の経絡が交わる所とされます。そのため、ここのツボを刺激すると血行が良くなります。
特に、四肢の末端は血液が冷えやすく、ここを温めることで心臓へ血液が帰る際に通る子宮・腹部の冷えを予防できます。
つまり、子宮の状態を良くする事にも繋がっていきますね。
また、足を組む形でお灸する事ができるので、セルフケアがし易いツボでしょう。
※ 以下の写真が三陰交の取り方。多少、個人差もあるので自分自身で、付近を触り気持ちよかったり、痛みなどがあれば、そこを温めると良いでしょう。
他にも、腰部から子宮を温める事がオススメですが、セルフケアとしては難しいため、近くの鍼灸院に通う事と良いでしょう。
逆子にもお灸が効く!?
逆子の原因には、2つあると言われます。それは、冷えとストレスと言います。
妊娠しているときには、お腹が冷えないようにするのは、勿論ですが、足が冷えないことが重要になっていきます。
これは先ほども軽く触れたように、子宮・お腹を冷やすからですね。
子宮にいる赤ちゃんも、寒いと居心地が悪くなってしまいます。
そして、最も厄介なのがストレスです。ストレスは、現代社会では付きものため、なるべく排除するのがベストな選択でしょう。
妊娠時は、不安になる事も多いので周りの助けが必要となります。
その他になりやすい理由は、赤ちゃんが小さいと胎盤で回りやすかったり、羊水が多いなどがあります。これは、自然と治る可能性があります。
逆子になったら、至陰と三陰交というツボを使え!!
■ 至陰(足の小指の爪の外側の生え際にあるツボ)
逆子の灸の代表的なツボ。足の冷えに効果がある代表的なツボです。冷えを取ることで、お腹の張りが緩み、逆子を改善させます。
しかし、注意点があります。
妊娠28週から36週目が、特に治る可能性があります。できれば、早い段階ほど効果が高いと言われています。
セルフケアのお灸って、本当に平気!?
今回は、そんな不安を抱えている方にも手を出しやすいお灸を紹介しておきましょう。
特に、オススメはお灸マシンですね。
これなら腰部も温められる上に、持ち運びも簡単!!
日々のセルフケアだけでなく・充電により使えるためコスパも良いでしょう。
まとめ
不妊治療・逆子対策には、日々のケアがオススメです。
また、生理痛などが重い方も毎日行う事で、症状の緩和にも良いでしょう。
以上、参考になれば幸いです。