はーい。こんにちわー。
元気堂です。
プラスチック製品が人を太らせるかもしれない・・・。
そんな研究結果が出ているそうです。
これは、ノルウェーで研究された報告で、ペットボトルや食品の包装で使われるプラスチック製品には、多くの化学物質が含まれています。
その化学物質は、以前は溶けて漏れ出ることがないというのが当たり前でした。
しかし、今回の研究では大量に漏れ出ているかもしれないという、ちょっと怖い話となります。
あなたは、ペットボトルの水を飲んで太る事を想像出来たでしょうか?
あくまで、可能性の段階ですが、もしそうであれば将来的にはプラスチック製品は無くなるかもしれませんね。
どのような研究が行われたのか??
今回は、化学物質の一部が体内に入り込み、代謝に影響を与える結果、体重にも影響を及ぼす可能性を調べました。
ヨーグルトの容器・飲料ボトル・食品包装用のラップなど、日常的に使用されている34種類のプラスチック製品を対象に、それらに含まれている化学物質についてまずは調べました。
すると、なんと全部で5万5,300種類の化学的特徴を持つ成分が検出されたのです。想像していたよりも、多くはないでしょうか。これらの中には、人体の代謝に悪影響を与える代謝攪乱物質が11種類含まれていたそうです。
また、分析したプラスチック製品の1/3から検出された化学物質については、脂肪細胞の成長を促すことが実験で確認されたのです。
つまり、脂肪が付きやすくなる化学物質が含まれている事です。いくつかのプラスチック製品は、代謝攪乱物質を含んでいないにもかかわらず、脂肪細胞の成長を引き起こしていたことも確認された。
この事は、脂肪が蓄積する過程に影響を及ぼす未知の化学物質が含まれているかもしれないと意味しました。
その他にも内分泌攪乱物質を含むプラスチックが、ヒトの発達や生殖機能に影響を与える可能性があることが示されているようです。
まとめ
化学製品は、便利ですが、少なくとも人体に影響がある可能性は、知っておくことも大切でしょう。
自然環境のことを考えると、これからは水筒を持ち歩くのも良いかもしれません。
いまや、浄水器付きの水筒がある時代です。どこでも水道から水を採取して綺麗な水が使えます。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「Environmental Science & Technology」に1月26日