ドライアイと抑うつは、近年の研究でも関与が判明!!春に弱りやすい肝を鍛えて予防しよう。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

アメリカの研究で、慢性的なドライアイと抑うつを抱えている人は、抑うつのないドライアイ持ちと比べると、症状が悪化しやすい可能性があると報告されました。

これはどちらが先で、悪化させているのかは、いまだ不明だそうです。

しかし、東洋医学で見れば、どちらもが悪さしている事が分かります。

五行説という考えで、肝というのは、目に深い関係性があります。肝血が不足することで、目の栄養が減り目がかすんだり視力の低下を引き起こしたり、ストレスによりイライラ・不安なども目に現れていきます。

良くDQNなど目がギラギラしている方は、肝が炎上している傾向にあります。なぜなら、肝というのは怒りという感情もコントロールしているからです。

■ 東洋医学の肝について知る事が大事。

東洋医学でいう肝は、疏泄作用が有名です。これは、淀みや滞りをないようにする作用ともいえます。

この作用が強いと、解毒作用・抗ストレス作用が強いとも言えます。

肝が弱ると、この疏泄作用が低下する事で、肝気鬱結という病になりやすくなります。この肝気鬱結が抑うつの症状となります。

また、肝は血の貯蔵庫です。血は、目や皮膚だけで無く、筋肉や関節の潤滑としても大切な役割があり、ドライアイ・シェーグレン・関節リウマチにも関与しています。

なぜなら、スマホ・パソコンを1日中見て過ごすことなどで生じる軽度のドライアイ・自己免疫疾患に関連して生じた重症のドライアイにも深い関係が見られます。

■ 抑うつ・ドライアイの治療には、肝を癒やす必要がある。

東洋医学の中でも、漢方薬には、肝を元気にするものが多く存在しています。

その中でも、1番高いのが牛黄でしょう。漢方薬の王様といっても良いでしょう。しかし、難点はコストが高くつくという所です。その分、効果は言うまでもありません。

今回は、手頃な漢方薬も紹介致します。

抑うつには、逍遥散!! ドライアイには、杞菊地黄丸!!

どちらも肝を癒やす生薬で配合されています。

逍遙散は、不定愁訴などの原因が定かでない病状・疾患名がつきにくい症状に対して使われます。
また、疏泄作用の働きを促すため、気の巡りを改善したり自律神経の乱れを整えます。

特に、構成されている柴胡は、理気薬としてストレス疾患には必須ですね。
また、肝の栄養ともなる血を補うという補血作用がある生薬も構成されます。

そのため、肝に負担がかかっている場合には、試して欲しい漢方薬でしょう。

杞菊地黄丸は、肝だけで無く腎も癒やします。また、枸杞子と菊花の目に良い生薬が入るので、眼疾患の漢方薬では、代表的なものとなります。

東洋医学では肝腎陰虚という症状に加え、眼疾患が含まれた状態に使います。

肝腎陰虚というのは、簡単に言えば老化現象または発育不全です。先天性・後天性はありますが、歩行や運動の遅れ・言語や歯の発育の遅れだったり、記憶力の減退・聴力低下・白髪・脱毛・失禁・足腰の弱りなどが現れます。

また、陰虚により身体を冷やす力・潤す力の低下が起こるため、身体の熱感・手足のほてり・のぼせ・不眠・口渇・寝汗などの症状が起きます。これらの症状に加え、眼疾患である視力低下・白内障・かすみ目・疲れ目・目の充血などがある場合には、この杞菊地黄丸がおすすめ。

30代過ぎてからは、老化予防と視力の低下予防に、服用しておくのも良いでしょう。

痛風などの生活習慣病は、加齢によりリスクが高まります。
杞菊地黄丸の基本ベースは、六味地黄丸であり加齢防止にもオススメとなっています。

食生活が乱れる方には、杞菊地黄丸が使いやすい漢方薬でしょう。

■ まとめ

最新の研究でも、ドライアイと抑うつが関係があるのでは??こう考え始めたばかりです。

東洋医学を知る事で、もしかしたら、新しい考えに気が付くかもしれません。私も勉強しはじめた頃は、肝が何で、春や目に関係があるの??ストレスと深い関係??

このように思いました。

しかし、経験医学である東洋医学は、多くの治験・研究の結果から薬が出来ているため、理にかなっている事が多く感じます。

これから東洋医学を学ぶ方は、生活に上手く取り入れて行くと、より健康的になっていくかと思います。

以上、参考になれば幸いです。

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参考文献:「JAMA Ophthalmology」に3月10日発表

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