はーい。こんにちわー。
元気堂です。
クラフトコーラが、流行初めて自分自身でコーラ作りを始める方も多くなりました。
実は、使われいる基本の生薬（ハーブ）を使えば、思っているよりも簡単に作ることができるのです。
また、この基本生薬を元に、自分に合いそうな生薬を入れれば、世界で自分だけのオリジナルクラフトコーラが作る事が出来ます。以下に使用される基本生薬を紹介しておきましょう。
丁字（クローブ）
芳香性健胃薬に使われる生薬です。そのため、嘔吐・胃痛・腹痛・便秘・下痢などに効果を発揮します。
特に、冷えによる胃腸病におすすめ。
その他にも芳香による食欲増進作用を高めたり、鬱などの精神安定にも効果があるとされています。
白豆蒄(カルダモン)
「香りの王様」と呼ばれるピリッとしたミントのような香りを持ちます。このスッキリとした芳香で、胃腸を整えたり、消化を促す作用があります。また、吐き気や嘔吐を改善にも使用されます。
肉豆蒄(ニクズク・ナツメグ)
あのムスクの香りに似ているとも言われ、複雑な香りです。ナツメグのイメージと言えば、肉料理ですね。よくハンバーグに使われるかと思います。
脾胃を温めて、下痢止めにも使用されます。肉料理で使われるのは、使う事で旨味だけでなく、食欲増進させる作用もあるからです。
肉桂（シナモンスティック）
身体を内側からジワジワと温める働きがあります。そのため、血行を改善します。また、発汗作用を助け、風邪・腹痛・月経痛など冷えからくる痛みに効果を発揮します。
香りが良く、精神を安定したり、リラックスさせる働きもあります。
この4つの生薬（ハーブ）がクラフトコーラの基本構成です。
ここに、身体疲れて元気が出ない・・・。朝の倦怠感が・・・。
このような場合には、補気剤と呼ばれる人参・黄耆・白朮を加えても良いでしょう。
貧血・色白・皮膚がカサカサなど血虚と呼ばれる症状があれば、熟地黄・当帰・センキュウなどがオススメです。
今回は、クラフトコーラ×ラムで、薬酒ラムコークを作りたい！！
薬酒の作り方は、どうすればいいのか？ このような心配もある事でしょう。
どんな薬酒も作り方は、ほぼ同じです。
刻み生薬・現物を煮沸済の梅酒などで使う瓶にいれて、ホワイトリカーを注ぐだけです。蓋を閉じた後に、軽く振って冷暗所に保管します。漬け初めの4-5日は1日1回は振ってなじませる事は忘れずに。
10日ぐらい経過すると、刻み生薬の場合は、成分が溶け出し完成となります。現物の場合は、20日以上は漬けておきましょう。
果糖またはグラニュー糖を入れて、お好みの味にします。1か月以上たったら、上澄みだけ取り、使った生薬は除外する事をおすすめします。
これが、薬酒の作り方となります。しかし、今回は薬酒ラムコークのため、ホワイトリカー⇒ラムコークで代用していきます。
【用意するもの】
■ クラフトコーラキット
・ 丁字（クローブ）６g
・ 白豆蒄(カルダモン) ４～８g
・ 肉豆蒄(ニクズク・ナツメグ) 小さじ１／４ （約４g）
・ シナモンパウダー 6－8ｇ
■ 氷砂糖 100ｇ
■ ラム原液（700㎖）
【作り方】
■ クラフトコーラキットをトンカチで、粉々にします。
■ 後は、粉々にしたキットと氷砂糖を瓶に入れ、ラムを注いでいきます。以上で、後は寝て待つのみ・・・。
こんな簡単で良いの？？
こう思うかもしれません。大丈夫です。たまに、攪拌するくらいで構いません。
数日間、たまに攪拌しつつ放置した結果・・・。
二十日間の経過後・・・・。ラム酒よりも、濃くなっている事が分かります。また、懸濁した状態から余分な物が沈殿したのも分かります。
まとめ
クラフトコーラは、材料さえ揃えれば誰でも簡単に作れます。今回のような薬酒にも応用できるので、汎用性も高いでしょう。
興味があれば、試してみてはいかがでしょうか？
ちなみに、味や風味は5日を経過した頃から変わってきています。風味は、コーラになり一瞬、お酒である事を忘れるほどでした。経過後20日間頃には、風味はコーラとなりジュースと間違えてしまうほどです。
ソーダ割りも試しましたが、原液の方がオススメです。（個人としての意見）
今回は、ラムを用いましたが、焼酎やホワイトリカーでも、作る事が出来ます。自分が好きなお酒で漬けてみると、また新たな楽しみを見つける事ができるかもしれません。
以上、参考になれば幸いです。