はーい。こんにちわー。
元気堂です。
だんだんと、暑くなってきました。これからは、熱中症に気をつけないといけないです。
熱中症予防は、皆さんはご存じの方も多いでしょう。
しかし、実際に熱中症って、どんな症状があるのかを理解している人は、どのくらいいるでしょうか?
そこで、本日は熱中症に対して話したいと思います。
こんな症状があったら、注意!!それは、危険信号だ!!
熱中症は、状態によって危険度と対処法が変わってきます。そもそも、身体の体温が上がりすぎて調節できないような事を指します。
東洋医学的にも、陰の力つまり潤す作用が低下・消耗して起きてしまいます。
【軽度】 足がつる・めまい・筋肉痛
身体を冷やす作用である血・陰液が、減ると上記の症状が出ます。この時点で、冷却と水分補給は必須となります。
しかし、日常的にも症状がある人は、気が付くのが遅い場合もあるので注意が必要です。
夏場に身体の異変は、まずは日陰で休息する事を念頭に入れて下さい。若いから大丈夫と思っていると、一気に重度になる恐れがあります。
【中程度】 頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感
この時点で、身体がまいっている方が多いでしょう。冷却・休息・水分補給で良くならない場合は、病院にかかって下さい。
【重度】 意識朦朧・けいれん・高体温
救急車をすぐ呼んで下さい。
救急車が来るまでに、濡れタオルで全身を冷やしたり、経口補水液などを与えて下さい。
冷やす部位は、首や脇、足の付け根など動脈が近い場所を冷やすと、冷えた血液が全身に回るので効率が良いです。
日陰や風通しの良い所・クーラーが効いているところで待ちましょう。
予防としては、以下のような商品がネットにはあります。
おすすすめの漢方薬とは??
■ 生脈散
夏バテなどに、使用される漢方薬です。麦門冬・人参・五味子という生薬で構成されており、身体を元気にしつつ、潤す成分も補うような漢方薬です。予防薬としても使用が出来ます。また、冬の乾燥の時期でも、風邪予防にも使用できます。
他の疾患もある方は、体質改善を考えて、身体の機能を高める方が良いでしょう。その場合は、一度相談してもらえると幸いです。
■ 白虎加人参湯
夏の暑さで起こるような発熱・口渇・皮膚病などの熱を伴った症状に使用します。熱を下げる生薬が構成されるだけで無く、身体を潤しながら元気を与える漢方薬です。
運動後・運動間に、熱中症予防に服用も良いかと思います。
まとめ
熱中症は、年齢に関係なく発症します。老人や乳幼児は、体温調節が難しいので、特に気をつけましょう。
また、お酒を飲む人は、水分摂取が少なくなる場合もあります。お酒は、ほどほどにしておくと良いでしょう。
どんな方も、自分は平気と考えていると、発症する恐れもあります。知識として持っていることが重要です。そうすれば、自分で無くても家族や友人がなったときに的確な行動が取れます。
以上、参考になれば幸いです。