はーい。こんにちわー。
元気堂です。
「立てば芍薬,座れば牡丹」とは,立っても座っても、歩いても、姿が艶やかで、魅力的な美人を指します。
そんな芍薬と牡丹は、生薬にも使われます。その働きにより、女性をより美しくさせます。女性ホルモン分泌を整え,肌も髪も美しく艶やかにしてくれます。
花言葉も、芍薬は『慎ましさ』・『はじらい』であり、牡丹は『高貴』・『壮麗』となります。
芍薬と牡丹を使って、健康美を目指していきましょう!!
芍薬と牡丹の効能・効果とは!?
芍薬
シャクヤクの根の外皮を除去して乾燥したもの。
黄色になるまで炒めると、補血斂陰の効果が高まり、酒とと共に炒めると、冷やす作用を低下させます。建中湯系には酒で炒めた方が良いとされます。
効能・効果としては、血を補い生理不順・不正出血や筋肉の痙攣を抑えたり、血管を収縮して止血作用を示します。その他にも、止汗作用・ストレスを柴胡と一緒に流す作用があります。
牡丹皮
牡丹の根皮を乾燥したもの。
修治で大切なのは、木芯を除いて洗浄し、薄切りに乾燥することです。
月経過多や妊婦には、禁忌とされます。強く効果が出たり、流産の恐れがります。
赤芍薬と効能は似ているとされます。赤芍薬は活血作用に優れて、牡丹皮は涼血に勝るとされます。
牡丹皮とは、涼血・行血の効能を持ちます。血熱が籠もり、瘀血の際に用います。
血熱の特徴は、熱感・出血・発疹などです。発疹は赤みが強く、温まると悪化します。
ニキビや吹き出物もでやすく、化膿しやすい。
月経の周期も早まり、鮮血・粘りがでやすくなります。
手頃に芍薬・牡丹皮が入った漢方薬を試すなら、こちら!!
■ 桂枝茯苓丸
うっ血しやすく、瘀血症状を伴い、顔や手足に浮腫などの水の代謝が悪い症状が絡む方におすすめ。
下腹部痛・肩こり・頭重・めまい・のぼせて足冷え・月経不順・月経痛・更年期障害・子宮内膜炎・子宮筋腫・卵巣嚢腫・打ち身・しもやけ・しみ・湿疹・皮膚炎・にきびなどに使われます。
■ 折衝飲
ドロドロの血液を綺麗にし、血液の流れを正常にするのに、おすすめ。
月経痛のファーストチョイス!!
桂枝茯苓丸から派生した漢方薬です。桂枝茯苓丸よりも活血・理気・補血作用を高めた漢方となります。
桂枝茯苓丸よりも、貧血や皮膚がカサカサしたり、ストレスなどで精神不安が強く、血の巡りが悪い方に使われます。
月経不順・月経痛・月経困難症・神経痛・腰痛・肩こり・子宮内膜炎・子宮筋腫・卵巣嚢腫に使用。
■ 芎帰調血飲第一加減
疲れやすく、イライラし、手足が冷える方におすすめ。
特に、産後の薬として使われます。瘀血やストレスが溜まりやすく、疲労感が強い。また、産後で無くても、それに似た症状であれば使用されます。
女性の聖薬とも呼ばれ、気血両虚・瘀血・気滞つまり元気が無く、血が乏しく、血の循環が悪い上に、ストレスで気分が良くない方におすすめです。
まとめ
芍薬と牡丹の入った漢方薬を服用して、健康美を手に入れましょう。
若いうちから始めることで、将来おこる瘀血症状や不妊症が防げるかもしれません。
以上、参考になれば幸いです。