長く生きたければ、紅茶を飲むべき!? 最新の研究から得られる紅茶の効果とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

紅茶と言えば、身近な飲み物の1つかと思います。緑茶や烏龍茶もある中で、今回の紅茶は、早期死亡のリスクを低下してくれる可能性があるというのです。 ちなみに、紅茶も緑茶・烏龍茶は、同じ茶葉から出来ています。

大きな違いと言えば、発酵の度合いとなります。

発酵の違いにより、不発酵茶(緑茶)・半発酵茶(烏龍茶)・発酵茶(紅茶)に分類することができます。実は、お茶の場合の発酵とは、茶葉中の酵素の働きにより、カテキン類が酸化することを言います。通常の発酵とは、微生物の働きによって、物質に変化が生じることを言います。例えば、チーズ・納豆などが代表的な例でしょう。

つまり、お茶の中でも発酵されているのが紅茶となります。この紅茶を1日2~3杯飲む事が必要となります。

この研究は、英国の大規模バイオバンク研究であるUKバイオバンクへの参加者50万人弱の男女を対象としており、紅茶を飲まない人に比べて、1日2杯以上飲む人では全死亡リスクが9~13%低いことが判明しました。

1日2杯以上の紅茶を飲めば、死亡リスクが10%程度も低下!!

これは確実に、早期死亡のリスクの低下すると判明した訳ではありません。しかし、紅茶に含まれるカテキンなどのポリフェノール類やフラボノイド類は、抗酸化作用や抗炎症作用があるため、がんや心血管疾患などの健康問題を予防する可能性があるという見解となっています。

また、多くの慢性疾患の引き金となるのは、炎症と考えられています。そのため、抗炎症作用がある紅茶の効果は、食事から得られる抗炎症作用を高める可能性は期待できるとしています。

紅茶のことをもっと知ろう。 【紅茶の効能・効果4選】

■ 生活習慣病・ガンなどの予防に。

抗酸化作用・抗炎症作用がある事は、上記により理解して頂いたかと思います。その作用により、身体が酸性に傾くと起こりやすい疾患(高血圧・糖尿病・高脂血症・ガンなど)にも良いでしょう。あくまで、治療と言うよりも予防においてです。

また、お茶による利尿効果は、余分な水分を排出してくれます。高血圧予防だけでなく、身体の正常化としてもオススメとなります。

■  食中毒の予防に。

1年を通して、食中毒はいつかかってもおかしくない病気です。胃腸病を引き起こす風邪は通年を通しておりますし、夏では食材は腐りやすく、秋は毒キノコなどが増え、冬にはノロウイルスなど種類は違いますが、原因が多くあります。

紅茶には、殺菌作用があり食中毒の症状を和らげるのに有効な作用を持っていることも研究報告されています。そのため、食事のお供には、紅茶が優れています。

■ インフルエンザの感染を阻止。

これからの時期に流行りやすいインフルエンザに効果があるとされます。紅茶には、インフルエンザウィルスの活動や増殖を抑える働きがあることが確認されています。

紅茶の中に含まれるテアフラビンの働きによるもので、型の種類に関係なく働き、即効性を示します。また、細胞が感染しても効果を示すので、罹ってしまっても紅茶を飲むと良いと言われます。

※ 注意する事は、ミルクを入れない事です。作用を弱らせてしまうため、飲むならストレートが良いでしょう。

ちなみに、紅茶にはフッ素が含まれています。フッ素といえば、歯磨きには欠かせませんね。そのため、虫歯の予防としても良いでしょう。これからの時期は、紅茶でうがいも効果です。市販のうがい薬と比較した研究がありますが、予想以上に紅茶の方が効果があるとされています。

■ アレルギー予防に。

抗アレルギー作用があることは知られています。アレルギーというのは、体内に異物が侵入すると、それをやっつけるために、リンパ球が抗体を作ります。そこに再び同じ異物が入ってくると、素早く反応します。その事により、くしゃみ・鼻水・頭痛・痒みなどが生じます。

実は、紅茶だけでなくお茶全般で、アレルギーを約50%抑える効果があると判明してます。アレルギー持ちの方には朗報かもしれませんね。

あなたが飲んでいるお茶は、なんですか??普段から飲んでいるお茶について。 – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)

まとめ

身近な紅茶には、多くの作用があり身体を守ってくれる1つの手段です。特に、この時期にはインフルエンザなどの予防にもオススメです。

また、紅茶と言えば、香りも楽しむものです。紅茶の香りを嗅ぐと、その時点からリラックス効果があるといわれます。その他にも、紅茶の抽出液をまぶたに塗ると、目の疲れを解消してくれます。これは、ビタミン類やカテキン類が目の皮膚に浸透して働くためです。

いかがでしょうか?? すでに、紅茶を試したくなっていませんか??

以上、参考になれば幸いです。

参考文献

日本茶業技術協会『茶の科学用語辞典(第2版)』(2007)より引用

「Annals of Internal Medicine」に8月30日掲載

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

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