はーい。こんにちわー。
元気堂です。
そば・うどんと一緒に使われる事が多いミョウガですが、秋の薬味という事は知っていますか??
つまり、旬という事になります。旬な食べ物は、基本的にその時期に足りない物を補う作用があります。
ミョウガは、夏バテから起こる食欲不振・胃もたれなどを改善する役割があります。
ミョウガは、炎症を抑える作用がある。
ミョウガは、熱を冷まし、解毒してくれる野菜です。そのため、疲れ・ストレスで起こる口内炎・喉が腫れて声が出にくい時など腫れを抑える作用があります。
ミョウガの成分には、カンフェンという成分があり、これが抗炎症・抗菌・抗ウイルス作用があると言われます。また、ゲラニオールという成分も含まれ鎮静・鎮痛・抗菌作用があります。
つまり、風邪予防・炎症を抑える作用があると頭に入れて貰えたら幸いです。
ミョウガの小話
ミョウガには、食べると物忘れが激しくなるという迷信があります。
これは、釈迦の弟子にハンドクという人物がいて、自分の名前も覚えられないほど物忘れが激しい人物だったそうです。
このハンドクが亡くなった後に、墓地から生えてきたのがミョウガだったので、このような迷信が生まれました。
実は、ミョウガには、その逆の作用があると言われます。
α-ピネンなどの精油成分が含まれており、これが大脳皮質を刺激し、頭をハッキリさせる作用があります。
また、延髄も活性化させるので、呼吸・発汗・血液循環の改善にも作用すると言われています。
自宅農園で余って食べれない・大きく育ちすぎた場合には、入浴剤代わりに使用してみては、いかがでしょうか??
精油成分がお湯に溶け込むことで、蒸気からも取り込むことができます。
身体の血管が拡張し、温まる上に痛みや肩こりの改善にも良いでしょう。
ミョウガの根茎は、ジョウカという生薬だった。
ミョウガはショウガ科であるので生姜と近い植物です。ただ、生姜は根茎を食用としますが、ミョウガには、その価値がありません。
しかし、薬用としては使われていました。
それが、ジョウカと言います。
その効能は、鎮咳作用・去痰作用・血液の流れを良くして経絡を改善するなどがあります。ミョウガと同じく解毒・腫れを治す作用もあると言われます。
使い方は、根茎を皮をそぎ、それを細かくした物を煎じた物を冷やす事で、できあがります。漢方薬の煎じ薬と作り方は、ほとんど同じとなります。
まとめ
季節の変わり目に、旬となるミョウガ・ジョウカについてでした。季節の変わる時には、体調を壊しやすいのでミョウガを食べて健康を保つのも良いでしょう。
大量に作っている場合には、入浴剤代わりにも使えます。
咽頭炎が流行っている季節なので、食事として楽しみつつ予防するといいかと思います。
以上、参考になれば幸いです。
