今年も年始の準備を始めよう。 お屠蘇を取り入れて、無病息災!!

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はーい。こんにちわー。

元気堂です。

今年も残り僅かになりました。大掃除・大晦日・初詣など色々な行事がある中で、日本にはお屠蘇という文化があります。

おとそ・・??
もはや、存在も知らない方もいるでしょう。

私も、疎い方でした。御神酒(おみき)をゴシンシュ??と呼んでいたくらいです。

そのため、正月に何か変なものを飲まされる位にしか、思っていませんでした。

今回は、お屠蘇の文化について話していきたいと思います。

先ほどから言っているお屠蘇とは、何か??

お屠蘇とは、ざっくり言えば、薬酒の一種です。屠蘇散という漢方薬を大晦日に、日本酒またはミリンにつけ込む事で作ることが出来ます。

正月は、お祝い事なので、お酒で祝う風習があります。和式の結婚式にもある風習ですね。

このように、日本はお祝いの席には、お酒が欠かせません。そんな中でも、お正月というおめでたい時に何故、お屠蘇を飲むのでしょうか??

それは、新しい一年を良い一年にするためです。屠蘇という言葉には意味があります。邪気・鬼などを追い払う『屠』に、魂や生気を蘇らす『蘇』で構成されます。

つまり、無病息災・長寿などを願うものなのです。

お屠蘇には、飲み方があった!?

実は、飲み方も重要と言われます。

それは、食前で家族が全員揃って、太陽が上がる東向きに座るというのです。

そして、若い人から年配の方へ順々に服用します。

こうすることで、若い人の余分なエネルギーを年配の方へ与えると言われます。その他にも、作法が細かいのですが、あまり頑張りすぎるのも、正月早々良くないと思います。

食前に、家族全員で無病息災を願う事が大切な事かと考えます。

そもそも屠蘇散って、どんな漢方薬!?

これを答えるのは、中々難しい・・・。
実は、メーカーによって少し生薬構成が異なると言われます。

しかし、大まかな構成として山椒・白朮・陳皮・桂皮・八角・桔梗・防風などが含まれています。

風邪を予防するような発汗作用・鎮痛・鎮静作用があり、またリラックスさせるような理気作用というストレスを流す作用があるとは想像出来ます。

また、空腹で服用するので胃腸を冷えないような生薬も含まれ、おせちのように冷めている料理にも胃が驚かないように出来ていると考えられます。

まとめ

今年の正月は、お屠蘇を使ってみてはいかがでしょうか??

注意点は、お屠蘇もお酒なので苦手な方は舐める程度で良いでしょう。運転する方も控えないといけません。

正月早々の事故ほど悲しいものはないかと思います。

以上、参考になれば幸いです。

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