人工甘味料であるエリスリトールは、身体に良くない??メリット・デメリットを知って、夏前のダイエットに役立てよう。     

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

夏前になると、薄着になる事も増えたり、海に行く予定も立て始めるでしょう。そんな時に気になるのが、体型かと思います。

そんな時に、1つの選択肢として砂糖の代換え品であるのが、人工甘味料です。砂糖よりもカロリーが低いので、甘い物好きには、救世主とも言える調味料です。

エリスリトールは、糖アルコールと呼ばれる化合物に分類されます。そして、この糖アルコールには、様々な種類があり、その1つに有名なのがキシリトールです。ガムに含まれている事が多いので、身近な甘味料でしょう。その他にもマルチトール・ソルビトールなどもあります。

これらの糖アルコールは、無糖または低糖製品に含まれ、カロリーが高くなるのを防いでくれています。その中でも、群を抜いてカロリーを抑えるのがエリスリトールです。

砂糖:1gあたり4cal ・ キシリトール1gあたり2.4cal ・ エリスリトール1gあたり 0.24cal

どうでしょうか?? 圧倒的なカロリー差となります。そして、甘味に対しても砂糖と比べて70%の甘味を感じることができるため、充分な力を秘めています。

そのため、糖尿病などの血糖値が気になる方・肥満などの生活習慣病に対して、砂糖の代わりとして注目されています。また、特徴として・・・

エリスリトールは、血糖値の上昇・インスリンの分泌に影響をきたさない!!

人工甘味料であるエリスリトールは、分解するための酵素が体内にはないため、尿中にそのまま排出されます。吸収されないのであれば、エリスリトールはなんて素晴らしいんだ!! このように思うでしょう。

しかし、そんな人工甘味料であるエリスリトールは、2型糖尿病・心血管疾患のリスクに影響を及ぼすかもしれません。

あれ!? さっきと言ってる事が矛盾している・・・。

エリスリトールに対しての研究は、多く報告されています。

糖尿病を患ったラットでの研究では、エリスリトールが抗酸化剤として、高血糖によって引き起こされる血管損傷を減少させる可能性があることが明らかに。

2型糖尿病を持つ成人に対しての研究では、血管機能が改善し、潜在的に心臓病のリスクが低下したことが判明。

これらのポジティブな効能に対して、今回の研究ではネガティブな結果が見られました。

エリスリトールは、試験管内において血小板の反応性を高め、血栓形成を促す事が明らかに!!また、健康な成人の血小板とエリスリトールを検討しても、通常よりも高い数値が確認され、血小板反応性の亢進・血栓形成の促進することが判明したそうです。

つまり、血液が固まりやすく、血管が詰まりやすくなるかもしれません。血液をサラサラにするようなお薬を飲んでいる方には、あまりオススメは出来ないかもしれませんね。

また、糖尿病に対して良い物か悪い物かも判断がまだ出来にくい所でしょう。

じゃあ、エリスリトールは危険なものなのか??

基本的には、エリスリトールは非常に安全であると考えられています。その理由は、消化吸収が出来ないために、排泄が容易で毒性も低いからです。エリスリトールの約90%が体外へと排出されます。

しかし、大量の摂取した場合、腹部膨満・消化不良を引き起こす可能性があるので、ご注意を。

まとめ

エリスリトールは、まだ不明な点もありメリット・デメリットがある事を知っておきましょう。

どんな飲食物も、適度に摂取しないとデメリットがあるように、人工甘味料もこれに当てはまるかと思います。上手く使えば、ダイエットなど生活習慣病にも良い影響があるかと思います。

実際に、メタバリアEXにも人工甘味料が含まれており、機能性表示食品として認可されてます。糖の吸収を抑える・脂肪を減らす・腸内環境を良くするといった効果を表現しています。

夏前で、お腹が気になる方は、人工甘味料のメリット・デメリットも理解して使っていくと良いかと思います。少なくても、砂糖の取り過ぎ・お酒の飲み過ぎなど食事の偏りの方が、人体には良くないでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

参考文献:Nature Medicine誌オンライン版2023年2月27日号の報告。

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