この時期に良い香りがする植物があれば、山梔子かもしれません。身近にある生薬とは?? 

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

六月も終わりが見えてきました。この時期には、クチナシが咲く頃になります。キンモクセイ・ジンチョウゲと同じく3大香木と呼ばれます。

道を歩いていて、良い香りを嗅いだら近くにクチナシが開花しているかもしれません。

クチナシは、ランのようなフェルトっぽい花を咲かせるのが特徴です。そして、この果実が生薬として使われています。

生薬になると、山梔子(さんしし)と呼ばれます。ちなみに、梔子(くちなし)も同じ漢字が使われています。

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山梔子の効能・効果とは??

クチナシの花が咲くのは、6・7月となりますが、クチナシの果実が収穫されるのは、10月頃となります。果実が熟し黄色くなった時に収穫し、不純物を取り除き、日干しして作られていきます。

効能は、清熱瀉火・涼血解毒が代表的です。簡単に言い換えれば、清熱剤となります。血液を冷やし、身体で起きている炎症を鎮め、体外へ解毒します。

山梔子が配合されている漢方薬は、多くあります。

例えば、黄連解毒湯・龍胆瀉肝湯・防風通聖散など、どれも冷やす作用があります。

そのため、山梔子は冷えている方には使用してはいけません。症状の悪化させてしまう恐れがあるからです。

漢方薬の中でも、山梔子が配合され、有名なのが梔子柏皮湯です。

名前に梔子にも既に入っている事から、メインの生薬だという事がわかるかと思います。

梔子柏皮湯とは、どんな薬か??

梔子柏皮湯は、肝胆湿熱という病態で使用されます。

肝胆湿熱は、湿熱という病邪が肝胆系に悪さをするために、黄疸・口苦・口が粘る・口渇があるが水分は欲しくない・発熱・腹部の膨満・頭汗・イライラ・尿が黄色く濃いなど熱症状が特徴となります。

身体に熱がある場合には、服用出来る漢方薬となります。

構成生薬はシンプルで、山梔子・黄柏・生甘草の3つとなります。

清熱解毒の山梔子・黄柏・生甘草で、消炎・抗菌・解毒に作用し、山梔子と黄柏は利胆作用を示します。

まとめ

この時期に、白い花を咲かすクチナシについてでした。生薬としても重要な植物です。

ちなみに、クチナシは薬酒としても使えます。

楊貴美酒という構成生薬の一つです。あの才色兼備で有名な楊貴妃が愛用していた名酒です。しかし、多くの生薬が入り、作るのは少し面倒です。

そのためクチナシ酒の作り方だけ最後にお伝えしましょう。

クチナシ10~20㌘をホワイトリカー200㎖に入れ、ガラス製の密閉便に入れます。この時、蜂蜜でお好き味にして下さい。1ヶ月後に服用でき、3ヶ月後には生薬は除外する事が大切です。

クチナシは、苦みが強いので水割り・蜂蜜で調節すると良いでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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