はーい。こんにちわー。
元気堂です。
昔からゲームのやり過ぎで、怒られた経験や子供を叱った経験はないでしょうか?? 今回は、怒られた経験がある方には、朗報とも言える研究報告が舞い込んできました。
それは、ゲームが脳の働きを高める可能性を秘めているというのです。確かに、eスポーツも盛んになり、動体視力や戦略も大切な事が分かっています。これが、きちんとした研究で明らかになったことは、ゲームが好きな人たちには、嬉しい出来事でしょう。
ビデオゲームを平均より長い時間を費やしていた小児では、2年後に知力が大幅に増加していたことが確認されたようです。今回の研究では、3種類のスクリーンタイム(テレビや動画の視聴・ビデオゲームのプレイ・SNSの使用)が小児の知力に及ぼす影響を検討しています。知力については、試験開始時と2年後に実施された一連の認知テストの結果を分析して評価したようです。
これらの解析結果で、平均より多くのゲームに時間を費やしていた小児では、2年後のIQが平均より2.5ポイント高いことが明らかになりました。また、世帯収入・親の教育レベルなどを考慮しても変わりがないそうです。動画視聴・SNSの使用に多くの時間を費やしていた小児では、プラスの影響もマイナスの影響もなかったそうです。
それなら、自分は毎日ゲームしてやるぜーーーー!!
このように、考えてしまうような結果ですが、勿論デメリットもあります。目の使いすぎや長期間の同じ姿勢により、肩こり・頭痛・ストレートネックなどになりやすくなるでしょう。あくまで、ほどほどが良いのかもしれません。
専門家でも意見は分かれるようですが、良い部分だけ取り入れるのが1番かと思います。
IQが高くなる理由については、日常生活では経験しないような役割・世界観により、独自に考える思考が鍛えられたり、ゲームによって戦略や計画・判断などが必要になるため、賢くなるのではないかと言われます。
健康的に、子どもの知力を高めたいのなら、将棋やチェスのようなゲーム・ピアノのレッスン・麻雀などが良いでしょう。認知機能にプラスの影響をもたらすことが報告されているため、ゲームと言っても多くの選択肢を試すのも良いでしょう。
個人的には、多くの刺激を与えてあげる事が大切だと思います。
サッカーや野球などのスポーツでも、ルールがあり、それを上手に使う戦略や判断力が大切です。そのため、何もゲームでなく、運動でもそこを意識させることで、大きく知力にも影響がでるかと考えます。
高齢になって認知症やボケ防止には、麻雀など頭を使う事が良い事は知られています。つまり、よく考える事で脳が活性化します。自分に合った趣味などを見つけると良いでしょう。今回は、悪影響があると言われていたゲームが、実は知力の促進に良いという結果があるよ。これだけでも、覚えておくと良いでしょう。
余談ですが、大人になりゲームをしてみると、想像よりも難しく感じます。慣れというのもありますが、新しい事をする事はオススメです。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「Scientific Reports」に5月11日掲載