はーい。こんにちわー。
元気堂です。
突然ですが、皆さんの歯は健康ですか??
歯の健康が、身体の影響する・・・。そんな論文が「BMJ Open」に12月19日に公開されたようです。
歯周病が、糖尿病や心臓病だけでなく精神疾患にも悪影響を高める可能性がある。
ちなみに歯周病とは、歯の周囲の病気の事を指し細菌感染によって、歯が赤く腫れたり抜けたりする病気です。
今回の研究結果では、歯周病があると心血管疾患・心血管代謝疾患・自己免疫疾患・精神疾患などの有病率が、いずれも高くなりました。
そのため、慢性疾患の発症と深い関係があると考え、普段のデンタルケアが大切と注意喚起をしています。
ただ、慢性疾患により歯周病が増えるのか? 歯周病により慢性疾患が増えるのか?
まだ、完全には解明が出来ていないようです。しかし、糖尿病だけは明らかに影響があるのです。
この事から、気をつけなければならない事というのは歯周病の原因・予防法でしょう。
まずは、歯周病になりやすい人の特徴とは??
歯磨きが疎かになっている方か、砂糖などの細菌の餌を多く食べる方となります。
そういう方は、歯垢が溜まりやすく、炎症を引き起こすので、歯周病になりやすくなります。以下の要点に、該当する方は、要注意ですね。
□ 生活が不規則で、乱れている。
□ ストレス過多。歯ぎしり・くいしばりが多い。
□ かみ合わせが悪い。義歯。
□ 食事の乱れ・喫煙。
□ 糖尿病などの既往歴がある。
現在は、ストレス社会です。該当しない方が難しいですよね。そのため、デンタルケアがとても大切になっていきます。
うーん、自分はあまり当てはまらないから大丈夫!!
そう思った方も、気をつけないといけないのが歯周病です。
歯周病は、痛みがほとんどなく、気が付けば症状がかなり進んでいることもあります。そうなると、歯の土台となる歯肉が弱り、歯が抜けてしまうという最悪のパターンもあり得ます。
□ 朝起きた時に、口が粘る。口臭が強い。
□ 歯ぐきが赤く腫れている。痛み・痒みがある。
□ 歯ぐきから出血しやすい。
□ 歯と歯の間に、隙間が増えた。
□ 固い物がかみづらい。
など歯の土台となる歯肉が衰えたり、細菌が増殖して起きている場合があります。
少しでも不安になった方は、早めに対処する事で予後が改善するでしょう。
口腔内の環境を整えよう!!おすすめ予防方法とは??
自分にあった歯磨きで、口腔内を清潔に保ちましょう。
デンタルフロスで、歯の間の歯垢を除去する事が一番身近なケアかと思います。
その他にも、サンクロンという笹の葉の濃縮エキスがおすすめです。笹の抗菌・抗炎症作用があり、口内を洗浄してくれます。また、サンクロンはそのまま服用する事で咽頭・喉頭から腸までも消毒・解毒してくれます。
飲めるうがい薬のような商品です。
東洋医学では、甘露飲がおすすめ。
甘露飲とは、口腔内を潤し、炎症を鎮めます。また、補血補陰作用があるので、唾液量を増やしドライマウスにも効果があります。
そのため、唾液による抗菌作用も増えるため、予防としてもおすすめとなります。
他にも、口内炎・歯肉炎・咽頭痛・胃炎・胸焼けなどを改善する働きがあります。
まとめ
歯周病が、身体に影響するかもしれない。そんなリスクが化学的に立証されつつあります。
そのため、そのリスクを下げるための口腔内ケアについてでした。
少しでも、気になる方は、今からでも遅くはないと思います。予防を始めましょう。
また、歯が丈夫な事は、食事を楽しむためにも大切な事です。人は食事から栄養を得るので、その分ケアもしっかりしていきましょう。
以上、参考になれば幸いです。