6月が旬のメロンをデザートに取り入れよう!! 初夏の食養生とは!?

10

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

初夏到来で、スーパーでも目にする事が多くなるのが、メロン!!
5月後半からが旬となります。

果物の王様と呼ばれるメロンは、甘味が豊富で糖質はもちろんの他、実はカリウムも豊富に含んでいます。
そのため、初夏の疲れを糖質でエネルギー源にしたり、カリウムにより、余分に摂取した水分・ナトリウムも排出し高血圧の予防にも効果があります。

今では、日本でも当たり前に栽培されているメロンは、原産地がアフリカとされます。
とても意外かと思います。

メロンは、デザートの他にも生ハムメロンを耳にする事がありますね。
これは、非常に理にかなった料理でもあります。ハムの塩分であるナトリウムを排出し、減塩効果を高めるカリウムの効果が生かされていますね。

その他にも、メロンのたんぱく質分解酵素で肉の消化をよくする働きもあります。

これらの事からも、食後のデザートに食べる事で減塩対策や消化不良の予防にも良いかと考えられます。

メロンの効能・効果とは!?

 疲労回復

先ほども触れましたが、メロンに多く含まれている糖質!!
果糖だけでなく、ショ糖・ブドウ糖などの糖質であり、比較的に早く体内に吸収されます。
そのため、夏風邪を引いた時・夏バテ気味・二日酔いの予防にも応用が効きます。

さらに、メロンにはクエン酸があります。
糖の代謝を活発にし、乳酸を燃焼させてエネルギーにかえる働きがあります。疲労物質の代謝にも関わっているのが魅力的でしょう。

■ 高血圧の予防

メロンの比較対象として、スイカがよく出されますが、スイカの約3倍のカリウムが含んでいます。
暑くなってくる初夏からは、汗をかくことが多くカリウムが失われやすい・・・。
そのため、カリウムが豊富なメロンは季節の食養生としてオススメでしょう。

■ 免疫力を高める

メロンには、β-カロテンが含まれています。
β-カロテンは、体内でビタミンAに変換されます。一部は体内で抗酸化作用を発揮します。
ビタミンAは粘膜を保護し、ウイルスの侵入を防ぐ効果があります。

さらに、β-カロテンは発がん物質がDNAを傷つけるのを防いだり、傷ついたDNAを修復する力を高めたり、活性酵素の働きを弱めて酸化を防ぐなどの効果があります。

メロンには、他にも抗酸化作用を持つ酵素SODも含まれており、酸化予防を促します。
つまり、免疫力を維持するだけでなく美容にもいい事がわかります。

まとめ

いかがだったでしょうか!?
デザートにメロンを食べたくなってきたのではないでしょうか!?

東洋医学でも、汗などで身体を潤す陰が不足し易いので、瑞々しいメロンはオススメでしょう。

ちなみに、種に近いワタの部分には、血液をサラサラにするアデノシンという成分が含まれています。
そのため、脳卒中や心臓病予防に役立つと考えられています。

東洋医学で夏は心の季節であり、より相性が良い食材でしょう。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA