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元気堂です。
金属のリチウムというと、乾電池のイメージがあるかと思います。そんなリチウムは、炭酸リチウム(リーマス)という気分安定薬として知られています。
効能・効果として中枢神経に作用し、抑えることのできない感情の高まりや行動を抑えます。
しかし、今回の研究では、このような薬剤ではなく水道水・食材からの摂取により、リチウムが血液中に少し高いと自殺をするリスクが低いようです。
また、リチウムだけでなくEPA(エイコサペンタエン酸)は、自傷行為を減らす可能性が明らかになりました。
リチウムが含まれる食材とは??
リチウムは、ミネラルの1つでありマグネシウム・カリウム・ナトリウムなどの仲間でもあります。特に、吸収や排泄はナトリウムと同じと考えられており、体外へ排出されます。
リチウムは、海水にも含まれているので、小魚・貝類・海藻などに含まれます。その他にも、玄米・全粒パン・ごまにも含まれるので、意外と身近なミネラルでしょう。
食材の中でもリチウムを接種するのであれば、オススメは小魚です。
魚類にはオメガ3脂肪酸であるEPAやDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれます。これも、うつ病のリスクを抑えることが知られています。また、それだけでなく生活習慣病の予防・ニキビ対策にも注目されています。
ニキビ対策には、やっぱり食事や生活スタイルが関与!! 最新研究から判明した不足している成分とは、何か?? – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)
春に食べるべきは、青魚が良い!!
東洋医学の五行説では、春に取るべき色や味覚があります。それは、青色×酸味です。
これらを積極的に取ることで、春に負担がかかる肝胆を滋養します。この肝は、自律神経の乱れ・情緒の乱れなど精神的な疾患にも関与しているため、うつ・自殺などにも深く関連しています。
最新の研究からも、青魚などに魚介類に含まれるリチウム・EPAなどが自殺リスクに影響することからも、どうやら春には魚を積極的に食べる方がいいかもしれませんね。
春の青魚といえば、鰆(さわら)でしょう。魚に春と書いてあるので、旬が分かりやすいですね。その他にも、しらす・キビナゴ・真鯛・ニシン・メバルなどがあります。その他にも、ハマグリ・車えび・タコ・アオリイカ・ツブ貝も旬を迎えるので、青色の魚でなくても滋養強壮にオススメとなります。
まとめ
春は、精神疾患が増える時期でもあります。旬な食材を取り入れて、予防をしていきましょう。
今回のオススメ食材は、魚介類であり中でも青魚が良いでしょう。東洋医学では明らかになっていなかった部分も新しい研究により判明してきています。
東洋医学は、少し取っつきにくいかもしれませんが、健康増進に使ってみてはいかがでしょうか?
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「Frontiers in Psychiatry」に12月16日掲載