梅雨時期の湿邪で、体調を崩している方にはレモンバームが良い!! 食後のティータイムにオススメな理由とは!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

梅雨時で、倦怠感・胃腸障害・気持ちが不安定・・・。
そんな方には、レモンバームが良いかもしれません。

レモンバームは、シソ科のハーブでレモンに似た香りがします。
香りも良く、それだけでも身体の中の気の巡りも良くするでしょう。基本的な効能は、香りなどの成分であるポリフェノール(ロズマリン酸・コーヒー酸・クロロゲン酸)やタンニン・フラボノイドなどと言われます。

また、レモンバームに含まれる精油成分は、防臭剤・軟膏・殺虫剤の香り付にも使用されています。
この精油成分には発汗作用があり、風邪の症状を緩和します。

そして、梅雨時期に弱る消化機能の改善にも効果があります。
レモンバームの苦み成分が、肝臓・胆のうに作用し消化吸収を助けます。そのため、食後にお茶として飲むのもオススメですね。

実は、脳内のアセチルコリンを分解する酵素の働きを抑える効果があり、記憶力や学習の低下を改善する効果があります。アセチルコリンにも関与するため、自律神経の乱れにも応用する事ができ、イライラ・不安などの情緒の乱れにも使えるでしょう。

レモンバームの効果をもっと知ろう。

■ 記憶力・学習力の低下を改善効果

先ほども触れましたが、何故このような効果があるのか!?
脳内では、主に海馬・前頭葉が記憶力や学習力、集中力を担っています。
これらを維持するには特にアセチルコリンが関与しています。

そのため、脳内のアセチルコリンの量が高まれば記憶力・学習力が高まると考えられますが、加齢・病気により脳内でアセチルコリンが十分な量がないとボケ・認知症などにも影響します。
レモンバームにより、アセチルコリンが分解されにくくなれば、アセチルコリンの量が維持されやすくなります。

また、脳の虚血状態におけるストレスを軽くすることで、脳を保護する事で海馬の酸化を抑える効果が知られています。

これらのことから、認知症・アルツハイマー病など脳の機能の維持にも関わります。

■ 精神を安定させる効果

レモンバームの精油成分(シトロネラール・シトラール)である香りには、イライラ・興奮を落ち着かせます。
心を穏やかにするために、ヒステリー・パニック障害・不眠などに効果があります。日々の生活で、自律神経の乱れを感じているなら、お茶として飲んでおくのも良いでしょう。

■ 消化を促進する効果

レモンバームの苦味成分が肝臓・胆嚢に作用し、消化吸収を助けます。
また、腸にガスがたまる不調にも良いとされています。

東洋医学では、脾胃は湿を嫌うために、梅雨時期に飲んでおくことも養生となります。

■ 風邪の対症療法にも!!

レモンバームの精油成分には、緩和な発汗作用があるため、これにより解熱を促します。
また、気管支の痙攣を静める効果もあるため、喘息・気管支炎にも応用されます。

その他にも、抗菌・抗ウイルス作用があり、細菌による風邪だけでなく口唇ヘルペスに良いとされています。

まとめ

病院への通院・漢方薬が敷居が高い方には、まずはこのレモンバームをお茶として試してみると良いでしょう。

レモンバームは、海外では民間療法としても歴史があるので安心して使えるかと思います。

症状が重い方は、漢方薬などできちんと体質を改善をしていきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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