はーい。こんにちわー。
元気堂です。
どんどんデジタル化が進む中で、視力が低下がちではありませんか??
一昔前までは、スマホやタブレットがなく、娯楽としても目に支障が来る事は少なかったかと思います。
今や、YouTubeやNetflixsなどの多くの娯楽が、家で楽しむ事が出来る時代です。また、塾に通う子供もふ増えて、目を酷使する事が増えています。
そうなると、気になるのが視力の低下です。
実際に、鍼灸をしていても肩こり・頭痛を伴って、目の痛みや疲れが相談される事が増えました。そんな中で、スポーツクラブに通う子供は、視力が低下しにくいという研究結果が発表されました。
今回は、子供と近視について話して行きましょう!!
近視は、学齢期に発症する事が多い!!
実は、近視は学齢期つまり学生の時に多く発症します。そのため、予防するには子供のうちが一番!!
この時期に予防する事で、これからの長い生活にかなりの影響を及ぼします。
そもそも、近視の原因は何??
遺伝要因と環境要因があると言われます。特に、環境要因は、デジタル化時代の課題といえましょう!!
身近な環境因子と言えば、勉強・ゲーム・パソコンを使う事が増えた事です。これは、多くの方が感じている事かと思います。
ただ今回の研究では、スポーツや野外活動には、近視リスクを抑制する可能性があるとされています。そのため、以下のように分類して調査をしました。
学習塾のみに通っている生徒・スポーツクラブのみに通っている生徒・両者に通っている生徒・習い事をしていない生徒の4分類しました。
そのうち、眼鏡をかけている生徒は、性別で比較すると男児<女児に眼鏡使用者が多く、また学年が上がるほど眼鏡使用者率が上昇傾向となりました。
性別や学年を調整後に、習い事をしていない生徒を基準とする場合、学習塾のみに通っている生徒の方が眼鏡使用者が多くなりました。
反対に、スポーツクラブのみに通っている生徒と比べると、習い事をしていない生徒の方が眼鏡使用者が多い結果です。
学習塾とスポーツクラブの両方に通っている生徒は、習い事をしていない生徒と大きな変化がなかった。
スポーツクラブのみに通っている生徒 <
学習塾とスポーツクラブに通う生徒 = 習い事していない生徒
< 学習塾のみに通っている生徒
このような順に、眼鏡使用者が増加傾向となります。
また、学習塾やスポーツクラブに通う頻度との関係性を確かめました。
その結果、学習塾に通う頻度が高いほど眼鏡使用率が高くなり、スポーツクラブへ通う頻度が多いと眼鏡使用率が下がりました。これは、学習塾へ通う頻度が週3~5回の生徒で影響が出て、週2回以下の場合は眼鏡使用率は高くありませんでした。
ちなみに、スポーツクラブへ通う頻度が多くても、眼鏡使用率がぐぐっと下がる変化は出なかったそうです。
まとめ
勉強も大事ですが、そのバランスを上手に取る事で、視力の低下を防げるかもしれません。あまり勉強を強要すると視力低下が進むかもしれません。あくまで、バランスを大切にしましょう。
昔から文武両道と言う言葉がありますが、大事な格言だと思えますね。
視力の低下を気にしている場合は、運動を取り入れて見るのも良いでしょう。一つの解決手段と成り得るかもしれません。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「International Journal of Environmental Research and Public Health」11月26日掲載。