ジュース大好きな子供のデンタルケア対策とは!? 加齢による唾液力低下の対策についても考えよう。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

ジュースを飲むと、虫歯になりやすいなど小さいときに耳にした事は無いでしょうか!?
しかし、現在では唾液によりジュースで歯に影響する事が少ない事が分かっています。

そのため、口腔ケアには唾液が必須となっていきますね。
英ポーツマス大学歯学・健康ケア学部のMahdi Mutahar氏らによる研究結果では、ジュースが子どもの口腔内の健康に与える悪影響は長くは続かないことが判明しました。

唾液は、食べ物の消化を促すだけでなく歯の表面に滑らかな膜を作り歯・歯茎を細菌から守っています。
そのため、歯のエナメル質の初期の損傷の修復を助ける働きがあります。
この研究では、リンゴジュースを飲むと、一時的にこの保護作用が阻害されるものの、その影響は10分以内に消失し始めることが明らかになったと言います。

今回の研究では、① 水で口をすすぐ群 ② リンゴジュースで口をすすぐ群 で比較しています。
水またはジュースで口を1分間すすいでから1分後・10分後・3時後において唾液を採取し、口腔内の潤滑性を評価する摩擦測定・唾液中のタンパク質分析などを行い検討しています。

その結果、水でもジュースでも口をすすぐと一時的に唾液の潤滑力が低下するが、10分程度で元に戻ることが明らかになりました。

それなら、ジュースの方が美味しくていいね!!
このように思うかもしれませんが、実はその通りで意外にも水よりもジュースの方が良い結果が得られたようです。
その理由として、ジュースを飲むと、シスタチン類や炭酸脱水酵素など唾液に含まれる主要なタンパク質に影響が及び、潤滑の中心的役割を担う糖タンパク質のムチンの働きにより、潤滑性が回復する可能性が考えられています。

しかし、注意点もありリンゴジュースを何度も飲んだり、飲んだ後に口を水ですすがずにいる時間が長いと口腔内の健康に長期的な悪影響が及ぶ可能性もあるそうです。

果汁ジュースを飲みたい場合の対処法として

・ ダラダラと飲まずに、素早く飲む。
・ 飲んだ直後に水で口の中をすすいで残った酸や糖を取り除く。
・ ストローを使い、果汁ジュースが直接歯に触れにくくする。
・ 果汁ジュースを飲んだ後は、次に飲むまで口の中が回復する時間を設ける。

このような点を推奨しています。
問題としては、加齢と共に唾液の分泌が落ちやすいことでしょう。
すると、口腔内の環境を綺麗に保つのが難しくなるでしょう。

■ 唾液力を高めるために、東洋医学からアプローチしてみよう。

東洋医学では、脾胃の疾患が起こると口周りや口腔に異変が起きるとも言われます。また、身体の中で炎症・熱が起きると、体内の粘膜(陰性。潤す作用)が低下することで、口内炎・歯槽膿漏・口臭などのトラブルが増えていきます。

胃熱・・・??あまり聞き慣れないワードかもしれません。症状としては、胃痛・胃のむかつき・胃酸過多など胃で炎症が起きている状態となります。

これは、陰陽バランスが崩れた事を指します。熱という陽の力が強く、陰の潤す力が低下していると考えます。

【胃熱が原因とは??】

多く見られるのは、辛い食べ物・お酒を過多に飲酒している場合に起きやすい症状です。また、日頃から胃痛や胸焼け・ゲップしやすいなどの症状がある方です。

胃酸を抑えるような薬を服用していたり、逆流性食道炎のような方も当てはまるでしょう。
この場合は、口腔のトラブルが本来の原因でなく、胃の症状を整えるのが先決でしょう。

まずは、自分の食事を見直したり、水分を多く取るなどの日常生活を見直すといいと思います。

ちょっと、待ってくれ!!自分には、そんな事は出来ない。簡単な方法はないのか??

その場合は漢方薬の半夏瀉心湯などがおすすめです。

胃熱の方は、胃酸過多になっている事が多く、この胃酸の調節してくる作用があります。

例えて言うなら、水道の蛇口です。ここが緩いと、水が多く出るように胃酸が漏れ出てしまう場合があります。きっちりと、締まってくれると症状も緩和していくことでしょう。

【陰虚が原因となる場合とは??】

実は、こちらが多くの原因になっています。唾液量が少なくて、口腔内のトラブルには、こちらが関与しています。

最近のニュースで取り上げているのは、陰虚についてでしょう。

もともと日本では、中高年の約80%が歯周病という口腔トラブルを患っていると言われます。歯周病は、歯が抜けるだけでなく、糖尿病や心臓病などの循環器も悪化させる事が分かってきています。

何故、多くの人が歯周病になってしまうのでしょうか??

それは、口腔内の乾燥つまりドライマウスが問題となっています。

唾液量というのは、加齢と共に分泌が低下していきます。
唾液には、消化酵素だけでなく口内を清潔に保つようにする役割があるのです。その他にもガンや老化に繋がる活性酸素を除去したり、病原体を防いだり、口内を粘膜で保護する働きもあります。

もし、それでも唾液量が増えない・・・。そんな方には、甘露飲です。

甘露飲とは、漢方薬です。

歯を磨くと血が出る、歯茎が腫れる、口が粘る、口臭がするなどの症状がある方には、おすすめです。

また、甘露飲には、粘膜に潤いを与える石斛(セッコク)、麦門冬、天門冬、地黄。腫れや痛みを改善する黄岑、枇杷葉、茵陳が配合されています。

繰り返す口内炎や、歯周炎、舌の荒れや痛みなど、口腔トラブルを体の中から改善することができる漢方薬です。

■ まとめ

大人も子供もデンタルケアが日々の生活では大切にですね。

今回は、果汁ジュースに対しての話でした。
ジュースを飲んだら、しばらくしたら口をすすぐことは大切なようです。あまり放置せず、上手く付き合っていきましょう。

特に、口腔内の健康は、将来の食事や栄養の摂取には大きく影響するので、今日から改善を試みましょう。

デンタルケアとしての商品は多いですが、体質を改善するものは少ないので、漢方薬を試してみるのも良いかと思います。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

参考文献:「PLOS One」に9月3日掲載

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