はーい。こんにちわー。
元気堂です。
ヨーグルトにも使われているアロエについてです。良くスーパーでも目にするかと思います。
このアロエは、古代エジプトやギリシャでは、『不老不死の薬』・『万能薬』としても、重宝されていました。
しかし、現在では食品のイメージや観賞用の植物のイメージではないでしょうか??
実は、知っていると役に立つかもしれないアロエについて話していきたいと思います。
アロエが役に立つ3つの効能・効果とは??
■ 飲んでも安全な塗布薬
アロエは、多くの皮膚疾患に使える植物と言われます。
口内炎・日焼け・カミソリ負け・吹き出物・ニキビ・歯茎の腫れ・咽頭炎などに使用できます。
これを聞くと、もう薬屋で軟膏を買うより、アロエを育てておけば良いんですね!?
そう言われるかもしれませんが、条件によりますので、ご注意を。
しかし、アロエの保湿効果により肌には一定の効果があります。また、炎症を抑える作用があるので、腫れている症状にも使えます。
アロエの中の成分で、アロエエモジン、アロエチン、アロエニン、アロエシンなどがあり、それらは鎮痛作用や殺菌抗菌作用が確認されています。
また、アロエの葉肉に含まれるムコ多糖類も肌に良い効果があります。免疫効果もあるとされ、皮膚の修復に効果があるとされています。
アロエが塗布剤として優れている事が分かります。
その上、口に含んでも安全というのは、使用する際にも安心感があるかと思います、小さいお子さんをお持ちだったり、アレルギー症状が出やすい方にも、おすすめです。
■ 糖尿病にも効果が??
アロエに含まれている成分により、インスリン感受性は高まるそうです。
この感受性が高まるというのは、糖を捕まえて、細胞内に運ぶ働きは進むと言うことです。
そうすると、体内の細胞が効率的に血糖を使用する事ができるために、糖尿病の症状の緩和に役立ちます。
そうなると、十分にエネルギーが行き渡るので、空腹感は減り、脂肪が減りやすくなると言われます。そのため、トリグリセリドも低下する効果にも役立ちます。
■ 整腸作用で、便秘解消!!
アロエには、整腸作用があります。ヨーグルトとよく合わせてあるのが、効果を高めるためかと思います。
整腸作用があると言うことは、便秘を解消します。そうなると、解毒が進み体内の環境も改善してくれます。
これは、アロインというアロエの成分が関与しています。
外皮に多く含まれており、胃腸の働きを活発にする効果があると言われています。
また、腸の調子を整えるアロエニン・胃の調子を整えるアロインとアロエモジンも含有されています。
夏前は、胃腸に負担がかかる季節である梅雨があります。
アロエに含まれるアロインとアロエモジンという成分が胃液の分泌を促し、消化の働きを活発にし、胃もたれや消化不良を防ぎます。
その上、アロエに含まれるアロエウルシンが胃潰瘍などの表面を覆い、傷ついた胃壁を胃酸から守り、痛みを緩和します。その他にも血液を固める働きも持っているため、胃壁からの出血を止める働きもあります。
■ 美容効果にも!!
肌の調子を整えるためのターンオーバーにも影響が!!
表皮で生まれた細胞が表面に押し上げられ、最後に垢となって剥がれ落ちるまでの期間が約28日間であることが理想とされています。
しかし、紫外線・加齢などのストレスにより、その規則正しい期間にズレが生じてきます。
アロエには、ターンオーバーの周期を整え、理想的な周期に近づける働きがあるといわれています。
ちなみに、肌のシミなどに効果があるビタミンCとアロエに含まれるアロエシンという成分は同じくらい美白効果も期待されています。
まとめ
アロエには、皮膚疾患・胃腸整腸作用・糖尿病の3つに役立つと言われます。
食事にも取り入れやすいので、気になる方は取り入れていくのも良いでしょう。また、民間薬・健康食品の感覚で始めやすいかと思います。
今回は、古代の万能薬アロエについてでした。
以上、参考になれば幸いです。